今、角界で大活躍の高安関は、その強さもさることながら、愛くるしい顔と背中までみっちり生えた毛が熊みたいでかわいいと、相撲女子(スー女)の間で人気沸騰らしい。 実は僕もかなり毛深いほうで、胸毛はもちろん、肩と背中の間には、ちまたで “エンジェルウイング”と呼ばれている毛を蓄えている。当然“ギャランドゥ”も完備している。 “ギャランドゥ”とは、へそ毛のことを指すのだが、そもそもなぜそう呼ばれるようになったのかというと、へそ毛が話題になった西城秀樹さんの写真集を見た松任谷由実さんが、ラジオ番組で西城秀樹さんの曲『ギャランドゥ』と例えたことがキッカケというのが有力らしい。素晴らしいセンスだ。 若いころは毛深いことがコンプレックスだったけど、おっさんになった今は何とも思わなくなった。ただの個性の1つという程度だ。
ずいぶん昔、後輩に「毛深い男がたまらなく好きな女性が集まるコンパがあるんでどうですか?」と選抜隊にノミネートされた。これまで大多数の女性に忌み嫌われ続けたこの胸毛が、もてはやされることなどあるのかと疑問を抱きつつ、そのコンパに参加した。 ...